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音楽の話と音楽じゃない話をしようよ

SPANK PAGE|Across KNNN Street(2017/1/11)@新代田FEVER

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2017/1/11
Across KNNN Street
新代田FEVER
open 19:00 start 19:30
¥3,000

参加アーティスト

セットリスト(SPANK PAGE

  1. kisetsu
  2. 新曲
  3. hallelujah
  4. 帰れない二人
  5. 角砂糖
  6. 新曲
  7. grace
  8. throw

ライブの感想

昨年のワンマンぶりのSPANK PAGE

SPANK PAGEは仲手川さんのソロプロジェクト。
田淵ひさ子や中尾憲太郎が参加するバンドセットもありますが、この日はアコースティックです。どちらも好き。

「帰れない二人」と「角砂糖」だけギターで、あとはキーボードだったかな。たぶん。
角砂糖以降はドラマーの水野さんが加わって、2人で演奏。

バンドセットはサポートメンバーが大好きなこともあってとっても楽しいのですが、アコースティックにはアコースティックの魅力があって。彼の声が存分に味わえる幸せ。
広がって溶けるようなやわらかい声質で、メロディをなぞるというよりメロディを包むような歌い方。仲手川さんは目を閉じてつらそうな顔で歌うことが多いけれど、表情とは対照的に、声はやわらかく抜けるように伸びる。
カバーもオリジナルもメロディが美しい曲ばかりだから、あの声で歌われるだけで夢心地になれる。

MCはほとんどなし。
入場して「SPNAK PAGEです」と名乗ったあと、帰れない二人まで続けて。
水野さんを呼び込んでまた演奏して、新曲のあとに少し喋ったのかな。

「2017年初のライブです」
「昨年はCDを出さなかったけれど、ライブはあちこちでやった。今は曲を作っています。年末は全然できなかったんだけど、年が明けてから数曲できました。もうやりました(笑)」

くらいかな。
曲を聴いている最中、知らない曲があったので「気づかないうちに新譜が出ていたのかな?」と思ったら、まだ出ていない曲だったみたいです。笑
先にやった方の新曲は、クリスマスローズという単語が聞こえたような。

そのあと、grace、throwとやって終わり。
ドラムはキックとスネアとシンバル1枚くらいしか使わないようなシンプルな構成だったけれど、押しつけがましくない音で心地よかった。ドラムが入るだけで、演奏がギュッと引き締まって気持ちいいよね。
角砂糖はブラシを使った静かな演奏で、throwはエフェクトをかけられた残響感のある演奏。よく見えなかったけれど、スネアの上に電子パッドがあったのかな。

心地よい演奏と歌が聴けて、よい夜になりました。ありがとうございました。

とてもいい曲を書くアーティストなので、気になった方はぜひ。

 

小林くんとクボさんも聴こうと思っていたのだけれど、週の真ん中でけっこう疲れていたのと、小林くんの音がキンキンし過ぎている+音量が大きくてつらかったので、途中で出ました。ハイがめちゃくちゃきついように感じて、金属の粉を投げつけられている感覚がしてつらかったよ。音ほんとこめかみが痛むくらい大きかったし。
耳栓を買ったらなんとかなるのかなあ。今年こそライブ用の耳栓を買おうと思います。

クボさんは2009年ぶりだったのだけれど……きっとどこかでまた観る機会があると信じて。

追記:2017/01/13

当日の演奏がYouTubeにアップされていたので、貼っておきます~。
仲手川さん一人で演奏したhallelujah。美しい声と演奏。