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原田郁子の復活ラジオ - 秋分編 - ~ユザーンとカレーと私~@吉祥寺キチム

トークもセッションもインド富士子のカレーも、全部とっても楽しかった&おいしかった!
久しぶりになんのわだかまりもなくお腹を抱えてたくさん笑いました。素敵な時間、素敵な空間でした。

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2017/9/23 sat
原田郁子の復活ラジオ - 秋分編 - ~ユザーンとカレーと私~
at 吉祥寺キチム
open 18:00 start 19:00
¥4,000(カレー・ドリンク代込み)

ライブの感想

ラジオ収録の体で行われるトークライブ。
会場はキチム、MCはクラムボン原田郁子、ゲストはタブラ奏者のユザーン。ゲストと言いつつ、過去2回の同様のイベントや、それ以前に行っていた前身のネットラジオでも、ずっと彼がゲストだったらしく……ゲストなのに事前に内容を決める打ち合わせをしたらしいし、トークも回したりしていました。笑

チケット代にはカレー代が含まれていて、高円寺のカレー屋さん「インド富士子」のカレーが振る舞われます。この日のカレーは下写真の通り、白っぽいチキンカレーと茄子カレー。ライタとアチャールが添えられています。

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インド富士子のカレー、初めて食べたんですが、とってもおいしかったし、見た目も鮮やかできれい!

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スパイスが効きつつ辛さは抑えめ、酸味もあって爽やかで優しい味のするカレーでした。硬めに炊かれたライスや甘酸っぱい付け合わせとぴったりで、とってもおいしかった。柿と蕪のアチャールがツボだったよ~。
今度HIGHに行くときにでも、店舗に食べにいきたいです。

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いきなりカレーの話ばかりしましたが、いちおうトークがメインのイベントです笑

15分くらいの休憩を挟んだ二部構成で、お二人のまったりとしたトークが楽しめました。あんまりネットに書いちゃいけなさそうな話が多かったので(笑)詳細は省きますが、結構いろんな話が聞けて楽しかったです。ミュージシャンのイベントで、保険とかカードの話を聞くことになるとは思わなかったんだぜ……。にゃーの話もかなりツボでした。そしてユザーンさんのライブもっと行ってCDもっと買おうと思った。
クラムボンのツアー中に撮られたというたくさんの写真をスライドで見たのも楽しかったです。1枚目から出オチだった(笑)彼らが食べるごはんはいつもおいしそうだな~と思いました。あと先日Twitterで見かけたものの「?」となりながら特に調べなかったクラムボンのやたらカラフルな写真、ゲームのイベントで着ていたということを知って納得しました。そしてキャラクターを見てやっぱり大笑いしちゃった。イベント中、ずっと笑ってたよ。楽しかった。

そんなゆるゆるした空気がありつつ、この日は秋分の日、悼むようにrei harakami氏の話がぽつぽつと語られました。しんみりとした感じではなく笑って懐かしむ感じでしたが、途中ユザーンさんが客席に向けて「ハラカミさんのライブ観たことある人?」と尋ねたとき、挙がる手の少なさに(わたしも観たことはありません)「もったいないね」と呟いたときの表情が印象的でした。
第一部と第二部の間の休憩で、ハラカミさんの曲を流すという話になっていたようですが、ユザーンさんがおそらく本当に突発でタブラでのセッションを聴かせてくれました。(流すだけだと)一曲しっかりと聴いてもらうのは難しいから、という言葉には、リスナーとしていろいろ考えさせられるものがありました。
演奏は軽やかながら鬼気迫るものもあり、緊張感がありつつも美しいものでした。もちろん他もにも素晴らしいシーンはたくさんあったのだけれど、究極的に言えば、あの一曲だけで「来てよかった」と思わされました。

最後は、ユザーンの曲やクラムボンの曲をピアノとタブラでセッション。
U-zhaan × rei harakamiの「ミスターモーニングナイト」、クラムボン「のんびり」「nein nein」かな。他にもやったっけ?
「ミスターモーニングナイト」は、さっきの緊張感はどこへやら、お互いのニュアンスや呼吸を伺いつつ笑いながら披露されて、肩の力を抜いて楽しめました。クラムボンの楽曲の方は、「のんびり」は知らなかった*1のですが、穏やかで心地よい楽曲でした。タブラの柔らかい音がぴったりだった。
そしてなによりびっくりしたのは、「nein nein」!
原田さんが「二人だけでできるとは思っていなかったんだけど……」と言いながら鍵盤を触った瞬間に、「うわ、nein nein だ!」と思って。独特なコード感だからすぐわかる、イントロドン超しやすい曲。
前書いた気がするけど、「nein nein」は『モメントep2』でいちばん好きな曲だから、やってくれてとても嬉しかった。原曲はエッジの立った鋭く金属的な印象がある楽曲ですが、タブラだとうねって深く響くような、思わず踊りたくなるようなアレンジになっていて、最高に気持ちよかったです。後半になるにつれて徐々に熱を帯びていく声と音が、キチムの空間いっぱいに立ち上っていく感覚がたまらなかった。どことなく終わりゆく残暑を、訪れる秋を、感じさせる演奏でした。言葉ではうまく伝えられないけど、ああ秋分の日なんだなあ、としみじみと感じさせられました。

「nein nein」はインターネットの海には存在しないので、代わりに同ep収録のリードトラック「タイムライン」のMVを。ユザーンさん、「タイムライン」が素晴らしいとトークの途中で褒めていらっしゃいました。

気持ちのいい夜だったな、と穏やかな心持ちで帰路へ。
とりあえず、茅ヶ崎の「ちょうたら」・新大久保の「アーガン」・「ニュームスタング」はユザーンさんの東京近辺でのおすすめのお店らしいので、近いうちに食べに行こうと思います。視覚も聴覚も、そして味覚もしあわせな一日でした。穏やかで心地よい素敵なイベント、次もぜひ行きたいな。

*1:調べてみたら、シングル「残暑」のカップリングでした。アルバム未収録。