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NO MUSIC FIGHTER

ライブレポ90% CDレビュー10%

Plastic Tree|little HEARTS. 8th Anniversary 「MY little HEARTS. Special Edition Vol.8」@ZEPP TOKYO

2016/10/16 sun
little HEARTS. 8th Anniversary 「MY little HEARTS. Special Edition Vol.8」
ZEPP TOKYO
open 16:00 start 17:00

 

国際フォーラムより演奏がよかった件φ(・_・ )

アーティスト 

セットリスト(Plastic Tree

イロゴト
メランコリック

マイム
バンギャル
雨ニ唄エバ

イベント感想

違うライブの予定を入れていたのですが、国フォが楽しかったので急遽行ってきました。
久しぶりにビジュアル系の大きなイベントに行ったので、懐かしかったり新鮮だったりで楽しかったです。

RAZOR(O.A.)

知らないバンドでしたが、演奏もステージングも安定感があって面白かった。
3曲目のキメでもたついたりもしていたけれど、全体的に高い水準で安定したパフォーマンスで楽しかったです。ゼロ年代前半のディルっぽい感じだな~と個人的には思いました。

あとで調べたら、元BORNや元Sadieの人がやっている新しいバンドだったみたい。この日がお披露目だったとか。

Raphael

いきなりでびっくりしました。もう少し後だと思っていた。
昔の音源をちょっと知っているだけでしたが、久しぶりに歌い上げる系の歌の上手いビジュアル系のライブを観て楽しかったです。演奏面はサポート陣とメンバー陣とでやや乖離があったように思えてそこはやや残念。でも彼らも全体的に楽しく見られました。気持ち良かった。

この日は二階席だったので、ステージと同時にフロアも見ていました。一階フロアが旧式手扇子で埋め尽くされる様は圧巻でした。

MEJIBRAY

ちょっと演奏ひどすぎて離脱していたので割愛。
ルックスはみんな華があるなと思いました。

Plastic Tree

サウンドチェックで「あ、プラだ」とわかるのが面白い。
佐藤さんのドラム試し出した瞬間に、「あ~次プラだな~」と。柔らかく深く響くタムをボンボン試しているのを聴きつつ、他バンドより明らかに大きいんでない?という自己主張の激しいゴリゴリのベースを聴きつつ、「今日は有刺鉄線一本か~」と思いながらギターのサウンドチェックを聴きつつ。
おそらく前日のVJSとほぼ同セトリだろうなと思っていたので、空中ブランコあるかな?ジャズマス試すかな?と耳を澄ませていたのですが(転換は幕が降りていたのでセッティング風景は見えませんでした)結局試さないまま照明が落ちたので、空中ブランコなしか~と思いながら席から立って待機。

Only Shallowで入場、イロゴトスタート。

イベントのイロゴトスタート率は本当に高い。他バンドにはないカラーを思い切り打ちだせるし、アップテンポな曲にも繋げやすいからなんだろうなと思っています。ミドルテンポの曲だけど、低音ゴリゴリだしギターはシュワシュワやかましいし、かつ暗すぎないからイベントの導入にはもってこいなのかな、と。イロゴトスタートは好きなパターンの一つなので嬉しい。
この日のイロゴトはドラムが本当によかった。この曲はサビに向かってジワジワと熱が上がってゆく構成になっていてそれがとても好きなのだけれど、それを顕著に示すのがドラム。Aメロの途中から入るドラムの微熱っぽい感じが色っぽくてとてもよかった。間奏部分のシンバルもキンキン痛い感じじゃなくってじんわり響く感じがしてすごくよかったなあ。

続けてメランコリック。

名古屋二日目でも思ったけど、二曲目にメランコって配置、構成がギュッと引き締まっていいですね。
正くんが上手に来て演奏したり。

MCはメランコの後だったかな?

 

竜「やあやあ。Plastic Treeです。リトルハーツスペシャルエディション、ボリューム、エイト」
フロア「(言い方がたどたどしかったので、よく言えたね!という感じで拍手が)」
竜「ここで拍手をもらえるとは思っていませんでした」
竜「昨日もライブだったので疲れていますが楽しいです。この気持ちをぶつけます」

的な。

 

梟。キメの多い曲だけど、気持ちよくはまっていて楽しかった。ナカヤマさん結構丁寧に弾いてるなあ、と思いながら腕をぶんぶん振り上げつつ、手元を注視。

梟が終わってすぐにシンセが入って、マイム。全力で飛び跳ねて楽しい。

いつもは有村さんがナカヤマさんにちょっかい出しに行く「もう秘密~♪」のところ、ナカヤマさん上手で待っていたのに、有村さんは正くんの方へ。浮気だ!浮気!ナカヤマさん「ここおれ!おれじゃないの!」みたいな感じで有村さんを二度見しつつ自分のことを指差していました。ありっくまさんひどい。
そこからなにか有村さんが喋って(忘れました)あバンギャルど。一階フロアがわちゃわちゃしていて楽しかったです。ナカヤマさんのこの手の曲はあまり好きではないのですが、ビジュアル系のイベントではみんなノリやすいいい曲なんだな~としみじみ。

 

竜「(なにかふわふわっと喋った後に)それではPlastic Treeでした。さようなら。」

 

明らかにまだ演奏する感じでみんな待機しているのにそんなことを言うので、非海月だと思われるフロアの人たちがくすくす笑っていました。ごめんね、ゆるふわおじさんたちで……。
まあでも海月陣は「このままさらっと濃いのやってそのまま捌けるんだろうな」と思っていたでしょう。案の定、暗くなったフロアに聴き覚えのあるSEが鳴り響いて、雨ニ唄エバ。これこれ、この展開を待っていたんですよ。
有村さんは黒い傘を持ってくるくる回る。よかった、人の顔のやつじゃなくて。あれ見ると笑うのよね……。
わたしの記憶にある限りでは、有刺鉄線で雨ニ唄エバを聴くのは初めて。たぶん。記録を遡らないと正確なところはわからないけれど、、(2017/1/2追記:メモを見返したところ、2014年の”そしてパレードは続く”ツアー最中のイベントで、有刺鉄線使用の雨ニ唄エバは聴いていたみたいです。メモでは”悪くはないけど良くもない、もっと素晴らしい演奏ができるんですよ、若手バンドファンのみなさん!”と地団駄を踏んでいるので、当時の印象はあんまりよくなかったようです)

で、どうだったかというと、めちゃよかった。これまでの雨ニ唄エバは、細く長い雨が途切れることなく降り続ける霧雨、どんどん強くなっていって視界が真っ白になる、というようなイメージだったのだけれど、今回の雨ニ唄エバは雨粒の大きな強い驟雨。ザアと強く叩きつけるように降り注いで、次第に細やかな粒に変わっていって、最後は一気に光が射して天気雨になるような。そんなイメージ。
単純にギターの音の粒で印象が変わっているんだと思うのだけれど。イントロはこれまで聴いたことがない硬くジャキジャキした音で、それが徐々に細やかになってゆくイメージ。歌詞の「咲いて広がっていく」と合間って、素晴らしく美しい情景だった。
ギターソロがもう最高で!有村さんのハミングが入っているあたりからゆっくりと立ち上るような音、単音を長く長く鳴らす長尺のソロだったんだけどそれが素晴らしく気持ち良かった。か細く喉を引き絞って叫ぶような、切なくもゾクゾクする音でした。そうなのよ、この人のこういう音が、本当に大好きなのよ。

アウトロもよかった。今日の雨ニ唄エバは、本当にもう言うことないです。美しい情景をありがとう。なぜこれを国フォでできないなんでもありません。

弾き切って終了。ナカヤマさんは相変わらずさっさと捌けていらっしゃいました。

最後に有村さんが下手端に残って、しーとやってから、「楽しんでいってくださーい」とオフマイクで言って終了。海月にとってはお馴染みの光景ですが、前の席にいたメアファンと思われる女の子たちが、その気の抜けた挨拶っぷりにめちゃめちゃ笑っていました。どうじゃ、うちのゆるふわおじさんたちは可愛かろう。

全体的にいいステージでした、楽しかった。前日がVJSだったので疲れてるんじゃないかなと少し心配していたのですが、丁寧なステージだったと思います。
雨ニ唄エバが本当に素晴らしくて嬉しかった。しばらくずっと思い返していそう。 

ナイトメア

なんとなーく知っているものの観たことない、というニアミスを続けてきたナイトメア、ようやく初めて観られました。もうすぐ活休なのですね。

パフォーマンスが安定していて、フロアのノリも安定していて、とても楽しかった。マイムで跳ねすぎて疲れていたので座って観ていたのですが、周りのファンの人たちを真似して一緒にフリをしていました。曲もノリもビジュアル系らしいビジュアル系を久しぶりに見た。初見でも最後まで置いてきぼりにされることなく楽しませてもらいました。ありがとう。

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