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Plastic Tree|2014年春ツアー「echo」@小樽GOLD STONE

 

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2014/04/19 sat 
Plastic Tree 2014年春ツアー「echo」
小樽GOLD STONE
open 16:30 start 17:00
¥5,300

セットリスト

眠れる森
曲論
讃美歌
ピアノブラック
輪舞
水色ガールフレンド
雨音
瞳孔
バンギャル
嬉々
秘密のカーニバル
藍より青く
バンビ
メランコリック
影絵

EN1

 

リラの樹
春咲センチメンタル

EN2

hate red, dip it
puppet talk 

ライブ感想 

GOLD STONEは小樽駅から歩いて20分程度の位置にあるきれいなライブハウス。タクシーならたぶんワンメーター。カフェも併設されていて、開演までそこで時間を潰された方も多いのでは。 

ロッカーはなし、クロークが500円でありました。45リットルの袋。ドリンクカウンターはフロア内下手側後方とフロア外にひとつずつあって、開演前はわからないけれど、開演後は内アルコール外ソフトドリンクに分かれていました。飲み終わったカップは、ゴミ箱がないのでスタさんに手渡し。 

 

ほぼ定時に開演。正→健→明→竜の順で上手から入場。 

正くんは襟元に唇の刺繍のある白いワイシャツに黒くてボリュームのあるネクタイ。きゃわいかったです……。 

中山さん胸元広めの黒いTシャツに黒くて長めのジャケット、黒のスキニー。ドクロが少しこんにちはするくらい。 
佐藤さんも有村さんも黒基調。有村さんはインナーが白っぽかったかな?
ギターは本編アンコールすべて通して有刺鉄線のみ。
金子さんが髪を切っていました。

 

入場SEは木霊。

眠れる森、曲論、讃美歌。曲論は少しテンポが遅めに感じたけれど、こちらのテンションの問題かも。わたしが行ったAXや金沢の演奏と比べて今日は堅いな、という印象。

 

竜「やあ、やあ、やあ、やあ……やあ(正くんに手を振る。正くんも手を振る)」
竜「小樽はじめまして。はじめましてだよね?エコー聴いてくれましたか?ちょっとでも聴いたっていう人は手をあげてください」

 

有村さんが喋っている間、中山さんは首を回したり両手を組んで手首を回したり。

ピアノブラック。イントロで中山さんがマイク前まで出てきてくれて、オフマイクで「見えるー?」と。そのあとしゃがみ込んでにこにこしていました。
輪舞は入りでミスがあったみたい。いちばん最初の二小節目のキメの部分がどうももたっていて、中山さんが弾くのを止めて右手をあげて人差し指でもう一回の合図。有村さんのギター、正くんのベース、佐藤さんのドラムの順に止まって、もう一回最初から。続けて水色ガールフレンド。 

 

正「北海道にはよく来るんですけど、いつもは札幌が多いじゃないですか。ていうか、ほとんど札幌じゃないですか。他のところも行ってみたいね、とはみんなで話していたんです。だから今日は嬉しいです。今回のツアーは、北海道編はひとつの目玉ですからね。こうやって初めて小樽に来れたし、縁の深い場所にも行きますし」 

 

正くんが話している間、中山さんは金子さんとまじめな顔でずっと話していました。

雨音、瞳孔。雨音の入りの「ダラララッ」ていうドラムがほんとに雨音っぽくて好き。あとサビのギターが好き。ドラムとギターだけになる部分でちょっとギターが聞こえづらかった。
雨音のあとギターで音を重ねて、そこからそれをワンコードでジャッとぶった切って、そこから瞳孔。このつなげ方初めて聴いたかも。
有村さんが「小樽ー!バンギャー!」と煽ってあバンギャルど。中山さんが前に出てきてにこにこしていた。

バンギャルど終わったあと、中山さんはギターを金子さんに預けていったん捌けます。有村さんのMCの最中に帰ってくる。

 

竜「今日は本当に楽しみにしていたんですよ。俺、小樽の町並みとか好きで。以前札幌に来たとき北海道の人に連れてきてもらったことがあるんですけど、一観光客として写メ撮りまくったことを覚えています。だからすごく楽しい。君たちより俺の方が楽しい」
フロア「こっちの方が楽しい!」
竜「いや、俺の方が楽しいです。ぜったい俺の方が楽しい」
フロア「楽しい!」「負けない!」
竜「そんな気持ちで嬉々としてください」

 

嬉々。ここからギターのボリュームがちょっとあがったような気がします。リフがごりごりでかっこいい。金子さんが中山さんと同じタイミングで右手を動かしていた。秘密のカーニバルから、中山さんがイントロでつなげて藍より青く。イントロのアルペジオを二回繰り返してから佐藤さんに合図。

 

竜「今回、北海道は本当に目玉ですからね。明日は初めて釧路に行きますし」
明「プレッシャーしかないです」

明「もう北海道だからね、ここも北海道だからね、気合い入ってるんだよ。おれ今日すごい頑張ってギター弾いてる」
フロア「頑張ってー!」「イケメン!」
明「うん、イケメンはこう、別ベクトルだよね、ギター関係ないでしょ。そういうのはあとで手紙に書いてください。にやにやしながら読むんで」

 

有村さんが「小樽ー!」とさんざん煽って、さあ入るか、と思われたところ素に戻って「ちょっと待ってください」と。ギター持っていなかったようです。
中山さん、もそもそとギターを持つ有村さんに「おれ知ってたよ」と笑顔で一言。教えてあげないいじわる山さんかわいい……。

バンビ。わたしは今回のツアーで聴くのは初めてなんですが、バンビはほんとうに多幸感がすごい。幸せいっぱい!って歌詞ではないんですけど、なんだろう、すごく気持ちいい。早弾きに釘づけ。ギターソロ弾きまくって、最後はみんなで合わせて締め、と思ったら中山さんがまた間奏のスミスっぽいところを弾き始める。すごい笑顔で楽しそう。そこでみんなでちょっと合わせて終わり。こういう遊びごころ嬉しい、楽しい。

 

明「盛り上がらなかったら次の曲やんないから!おれ叫ぶから盛り上がって!」

 

中山さんが煽って、メランコリック。途中で正くんが下手からご出張。
終わってから中山さんと有村さんのアイコンタクト、中山さんが同期をスタートさせて、影絵。
この日、スピーカの前にいたからかもしれないけれど、楽器が入ると同期はまったく聞こえませんでした。わたしはこっちの方が好きです。
ギターソロのあとピアノとドラムだけになるところが好き。佐藤さんのドラムって単に同期と合わせるだけじゃなくて、むしろ同期を巻き込むようなリズムが合ってすごくいいなと思う。そこからベースが入って一気にバンドで入って、という展開も好き。

本編が終わって、いったん捌けて、アンコール。

 

竜「今回は二十周年ということで、二十公演あるんですけど、曲もいっぱいあるし、その公演でしかやらない曲があってもいいじゃないか、っていう……ご当地曲?みたいなものをやっています。で、小樽は本当に楽しみだったので、こんな曲を選んでみました。ケンケンさんドラムロールお願いします」

 

ドラムロール。バン、と決めたところで、

 

竜「リラの樹」 

 

のタイトルコールでリラの樹。すっごく嬉しかった……!裏インクファイナルでやったと聞いて、歯ぎしりしていたので。聴いたの何年ぶりだろう。FCライブなどでたまにやっていたようですが、わたしほとんど行けていなかったので。リラの樹、有刺鉄線ぴったりですね。 

春咲をやって、再び捌ける。

すぐにダブルアンコール。本当にすぐ出てきました。終演後に移動入っていたのかしら。

 

竜「プラスティックトゥリー、お知らせしてもいいですか?みなさんご存じの通り、プラスティックトゥリーは現在ツアー中です。そしてファイナルが、5/2、5/3に東京のTDCホールであります。最近プラさんたちがよくやるところですね。ツアーでバンドも成長して、このファイナルにはもう筋肉隆々に……(ここまで言ってから自分で吹き出す)それくらいよくなるってことです!そして僕は、5/2と5/3がゴールデンウィークであることを知っています。ゴールデンウィークであることを知っています。……ゴールデンウィークであることを、知っています。東京はね、スカイツリーとかありますから。雷門とか。ハチ公もいますし。いや、それ全部見なくてもいいですけど、ぜひ来てください」
フロア「行くー!」「行きたいー!」
竜「ほんとですね?来なかったら、当日楽屋で、……涙で枕を濡らします」
正「枕あるんだ」
竜「あります。涙用の枕」
明「こう……眠りながら寝言で”あいつは来たけどあいつは来なかった”って、ひとりずつ名前を呼びながらね」
竜「僕にそんな能力はないです」

竜「プラスティックトゥリーは、いつでもどこでもなんとでも、FC会員を募集しています。主な活動としては、メンバープロデュースライブ、FC慰安旅行、会報の発行、メールまで届いたり、いろいろです。ぜひご友人、ご家族、ご親戚、ご先祖様を誘ってみんなで入ってください。常に募集しているんですけど、直訴できる機会ってこういうときくらいしかないですからね…」

竜「小樽初めてなんで、メンバー全員に一言ずつ喋ってもらったりしますか?誰の話を聞きたいですか?」
フロア「アキラー!」
竜「はい、じゃあ正くん!」

正「小樽に来れてよかったです。……あの、本当はもう話すことないんですけど」
フロア「えー!」
正「いや、ほんとうに楽しくてね、こうやって演奏できるだけで十分なんですよ。北海道はねえ、まだ寒いねえ」
フロア「こっちは暑い!」
正「あ、外は寒いけど、ここは暑いね」

健「こんにちは!小樽はね、初めてなんですよね。数々の修羅場をくぐり抜けてきたこの三人が、初めて!あんたたち二十年もやってきて、まだ初めてのことがあるのかい?!(フロント三人全員佐藤さんを凝視しています。笑)初めてって特別なんよ。えーと、もう、盛り上がる曲しかやらないからね、盛り上がってください!あんたたちが盛り上がるか盛り上がらないかで、次また来るかどうかが決まります!盛り上がったら、次小樽来るときに、……次来るかどうかが決まる。……言ってる意味わかります?とにかく楽しんでください!いや、もうすでに楽しいんですけど……」

 

ぐっだぐだ。笑 

 

健「小樽の町並みはきれいだし、あんたたちもきれいだし、大好きです!」 
竜「なにを言いたかったのかはわかりませんでしたが、気持ちだけは120%伝わってくるMCだったと思います」

竜「えー、では、北海道の……(間)ギタリスト、ナカヤマアキラさん」

明「小樽初めてだから、しばらく封印してたことを言うけど、元気だったか小樽のバンギャども。もう男もおじさんもおばさんも、ぜんぶまとめてバンギャって呼ぶからね。それにしても北海道寒いね。いや、ほんとに。みんなに冗談で”コート持っていけよ~”なんて言ってたんだけど、雪とか残ってるし。おれスノトレうちに忘れて来ちゃった。スノトレ……え、わかるでしょ?裏にこう、滑らないようにトゲトゲがついてるやつ。みんな持ってるもんだと思ってたけど」
フロア「持ってるー!」
明「……?首を振りながら”持ってる”ってのはどっちなの?」
客「でもさいきんのスニーカーは滑らないから」
明「ああ……。いや、あなたとおれだけで話しても、みんなつまらないからね。おれはみんなと話してるの。みんなを相手にしてるの!これから先は盛り上がる曲をやるんだけど、さっき佐藤さん?ケンケンさん?佐藤さんでケンケンさんな人が言ったとおりにすれば大丈夫です」

 

ヘイト。頭振ってたのでよくわかりません。そのままパペット。「肘をついて」のところは有村さんが左手の人差し指で中山さんの肩をつんつん、中山さんが「ハミングー!」。マイク差し出されるより先に自分から顔寄せててかわいかった。最後はプチセッションあり。 

最後は佐藤さんが残されました。 

 

健「なぜか残されてしまいました……。小樽ほんとうに楽しかったです。北海道出身のアキラさんもノリノリ(謎の腰を振る踊り。かわいい)でしたね!小樽最高!」 

 

佐藤さんが引っ込んだら、今度は有村さんが出てきました。わたしには見えなかったのですが、佐藤さんが引っ張りだしたようです。 

 

竜「小樽最高でした!行ってきます!」 

 

以下は雑感。

小樽、最初は遊びも少ないしちょっとかたかったなあ、と思うんですが、嬉々あたりから雰囲気がぐっとよくなって楽しかったです。バンビでちょっと遊んだの可愛くて楽しかったな。
音響はよかったです。クリアだった。わたしのいた位置では同期がほとんど聴こえなくて、それもまた一興でした。音響とギター自体とどちらに理由があるのかはよくわからないんですが、今日のギターはけっこう太くてごりごりめの音でした。リズム隊もすごくよく聴こえて嬉しかった。

あと、有刺鉄線、これまでのストラト曲には合うっぽいなあと思っていたのですが、水色とかバンビとかはストラトの方が好きだなと思いました。いい意味でちょっと軽薄だったり荒っぽかったりする音が出るなあというのがいまの印象なので、これまでストラトに持っていた印象とけっこう近くはあるんですが、ストラト(とJM、木目も)に感じていた「キラキラ感」的なものがないような……雑な言い方だし素人耳なのであれですけど。すごくストイックな音がするな~と思っています。刻む音は最高にかっこいいです。嬉々はこれまで聴いた中でいちばんよかったなあ。パペットも個人的にはVより有刺鉄線の方が好きです。

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