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NO MUSIC FIGHTER

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Plastic Tree|東京キネマ倶楽部一週間公演「裏インク」~木曜日、緑色の映画館~

2013/03/14 thu
Plastic Tree 東京キネマ倶楽部一週間公演「裏インク」~木曜日、緑色の映画館~
東京キネマ倶楽部
open 18:00 start 19:00
¥5,300

セットリスト 

眠れる森
インク
くちづけ
静脈
エレジー
きみはカナリヤ
てふてふ
長き不在
ピアノブラック
バンギャル
絶望の丘
MAY DAY
ライフ・イズ・ビューティフル
シオン

EN1

ロールシャッハ左、右
夢の島

EN2

涙腺回路
春咲センチメンタル

ライブ感想

裏インク、ずっとゆるふわのままかと思ったら今日はとてもいいライブでした。
いい音が聴けて嬉しかったです。

19時前にキネマ着、相変わらず上手後方。

衣装は、竜→黒ロングシャツ+レギンス、正→パンフのワッペンついてるやつ+黒縁眼鏡(うおお!!)、健→シャツ+変な柄ベスト、明→ドットタンク+変な柄パーカー=鎖骨とうなじと髑髏端っこが見える=エロい=美しい=ほんとうにありがとうございます。

一曲目は眠れる森。二日目以降、予想が当たっていて嬉しいな。
イントロ前に中山さんが不在前みたいな音作ってて、そこから入る眠れる森はとてもかっこよかった。
茫洋とした音の中にズンと入ってくるベースの太い音がかっこよくて。
そしてアウトロのギターに釘付け。

インク、くちづけ。どちらもすごくよかった。
インク終わって早々、正くんがピック投げてた。
くちづけのBメロ、いつもギターとベースのユニゾンがかっこよくて好きだな、と思っているのだけれど、今日はそれに絡むドラムがかっこよくて、ドラムばっかり聴いてた。今日はけっこういろんなポイントで「わっドラムかっこいい」ってなってました。

一回目のMC、最初、有村さん、喋らないでジェスチャーだけ。
上手、下手、上手、下手、と「やあ」というように手を挙げる。そのあと、「ここ、東京キネマ倶楽部」というように下を指差してから、「ありがとう」というようにいつもの合掌。
一回水を飲んでから、喋り始める。

 

竜「……そういうわけにもいきませんよね。今日で、四日目。裏インク、緑色の映画館、はじまり、はじまり」
正「ついに未知の領域に。海外とかで三日連続とかはあったんだけど、四日は初めて。それについてメンバーからコメントを」
竜「四日。(客:おめでとー!)いや、別におめでたくはないです。記念すべきだけど、おめでたくはない」
竜「ケンケンはまだ喋らせません。リスクが高すぎる。彼はほんとうにもうどうしようもなくなったときに出します。賭けです。たいてい負けるんですが」

 

中山さんもこのあと喋ったんですが、マイク音量が小さいのか、なにを言っているのか全然きこえない。
フロアからも「聞こえない」「マイクちっちゃい」の声多数。でも中山さん気がつかなかったみたいで、そのまま話続けて終わっちゃいました。

「静脈」のタイトルコールで、静脈。
わ、セトリ変えたんだ、とびっくりする。
昨日の静脈は、全体としては正直いまいちかなーと思ったんですが、今日はよかった。
ギターソロの前に、ぴょん、と一回ジャンプしてステージ前方に飛び出してくる山さん可愛い。
ソロ終わったあと、ぴょこぴょこちっちゃく跳ねるような動きをしながら、マイク後ろに帰っていく山さん可愛い。

静脈終わって、エレジー。
そうか、エレジーも緑色だ。
有村さんの歌が大変なことになっていたので、ベース中心に聴く。エレジーのベース大好き。
カナリヤ終わって、金子さんがN4を渡そうとしたけれど、中山さんが手のひらをぐっと突き出して「いらない」みたいなジェスチャー。カナリヤで使っている水色ストラトを「これ使うから」みたいに指さす。

てふてふの同期が始まった瞬間、「えっえっストラトでてふてふやるのうわあうわあ楽しみ」と一気にテンション上がる。
で、最初の音聴いた瞬間に楽しくなってしまって。
N4使ったときよりも音がくっきりと聴こえて、ちょっと荒い感じがかっこよくて。

いつもはギターが作る浮遊感の中をベースが動き回って、そのベースの存在感がかっこいいなと思って聴いているのだけれど、今日のてふてふはギターも主張していて。いつもよりパキパキしている分、蝶の浮遊感は薄れていたのかもしれないけれど、リズムに突き動かされるような、いかにもライブ!という音で、かっこよかった。ベース曲、というよりベースとギター両巨頭、という感じだった。

てふてふの同期ギターとベースとボーカルだけになるところで、中山さん、金子さんに耳打ち。
不在もそのままストラト。さっきの耳打ちはこれの話だったんじゃないかな。

不在もめちゃくちゃかっこよかった…!イントロ前の音も一音一音がくっきり聞こえるからなにしてるかわかって面白かったし。ギター変えたからかどうかはわからないけれど、不在本編のフレーズもいつもとちょっと違ってかっこいい。
セトリの関係でストラト使ったのかな?明日はどうなるんだろう。もう一回だけでいいから、また水色で聴きたい。

MCを挟んで、ピアノブラック。
フロアが暖まってるから、すごくノリがよくて楽しい!この位置の方が嬉しい!
イントロで、両手を翳してフロアを覗いてから、手拍子を煽る山さん可愛い。昨日に引き続きキメでシンバルを叩く山さん可愛い。
今日のベースうねっててかっこよかった。
バンギャルども盛り上がる盛り上がる。今日は咲いてる人いたから、わたしも心置きなく咲く。

 

竜「今日は木曜日ですから、盛り上がっていきたいです。だって、木曜、木、ですよ。プラスティック?」
フロア「トゥリー!」
竜「ね。緑と言えばなんでしょうね。……え?メロンソーダ?」
正「それでは聴いてください、メロンソーダ」

 

デデデデッデデデ……って絶望の丘ー!
嬉しい。嬉しいけどなんでメロンソーダww
ギターギターうるさくて申し訳ないんですが、これもギターソロが超かっこよかった。今まで聴いたことないver.だった。

 

竜「まだまだ懐かしい曲やります。メイ?」
フロア「デイ!」

 

何回か、メイ?デイ!のやり取りを繰り返して、MAY DAY。
テンション上がりきっちゃって跳ねまくってたからあんまり記憶ないんですよね…。
やっぱりMAY DAYはライブだな〜としみじみ。早いのに慣れてるから久しぶりに音源で聴くとびっくりしたりします。

 

竜「四日目です。そろそろキネマ倶楽部の主になれそうな気がしてきました。鶯谷はいいですね、雰囲気があって。上野も近いし。みんなは上野好きですか?(客:好き!)上野と言えばなんですか?(客:パンダ!)パンダですか。いまのパンダってなんて名前ですか?(客:たろう!)それは違うでしょ(笑)……いいや。パンダの名前を、仮にたろうとします。パンダのたろうは、仲睦まじく暮らしていたんです。中国の山奥で。でもある日、腕を捕まれて、黒い船に乗せられて、気がついたらここ、大都会東京だったんです。パンダのたろうは、……元気です(笑)俺もパンダのたろうのようにありたい」
正「総じて、今日も人生は美しいということで」
竜「人生は美しい。ライフイズビューティフル」

 

裏インクにおけるライフイズの在り方よ…。
でも、フリはこんなんでしたが、演奏はすごくよかった。
インクツアー含めて、ライフイズの演奏がいいなって思ったのは、正直初めてでした。
音が展開していく、切り替えの瞬間に違和感をずっと感じていたのだけれど、それがなくて。
ギターソロ→有村さん弾き語りの部分もすごくよかった。
そしてなにより、二回目のA、Bメロのギターアレンジがちょっと変わってて、それが最高にかっこよかった。

そのまま、シオン。
楽しすぎて、ぜんぜん時間経った気がしていなかったから、「あれっラストじゃないのにシオンやるんだ」と一瞬思う。でも冷静に曲数えてみたら、いつもと同じ曲数をもう消化していたから、びっくりした。同時に物足りなくて、もっと遊びたくて、きらきらした音を聴きながら、もっと演奏してよ、って気持ちでいっぱいになってた。

 

EN1。
ロールシャッハの前、中山さん、「シンセよし、パソコンよし」みたいに指差し確認してた。

 

明「昨日低音出てなかったんだよ。ちゃんと確認しないと」

 

有村さん、サブステージへの階段をのぼる前に、正くんのピックを勝手に取って投げる。階段をのぼり始めるも、途中でUターンして降りてきて、またピック取って投げる。そのままドラム前まで歩いていって、シンバル叩く。佐藤さんも正くんも笑ってる。
お立ち台上のマイクをとって、今度こそサブステージへ。
身を乗り出してメンバーに手を振るけど、正くんしか気がついてくれない。

ロールシャッハ
いつもよりシンセの音大きめだった?よく聴こえて嬉しかったな。
夢の島の前、有村さんと正くんがギターとベースで「ジャジャ」「ダダ」「ジャジャジャ」「ダダダ」「ジャジャーン」「ダダーン」とやり取りして遊んでいた。
夢の島。ABメロの最中、中山さんは運指練習。

 

EN2。

涙腺回路の前、中山さんを手持ち照明(赤)で照らす有村さん。

 

明「あれ?俺ライトアップされてる?」

 

全体の照明が暗くなって、有村さんの照明でピンスポ当てられているみたいになる中山さん。
にやにやしたかと思うと、テレレレーンとなぜかツィゴイネルワイゼンを弾き始めました。なんでw

 

明「俺すごくない?これなんの曲だっけ」
竜「えっ?知らない」
明「なんだっけ。クラシックのなんか有名なやつだよ」

 

涙腺回路、春咲センチメンタル。涙腺ははしゃいでいたので音の記憶が一切ありません。楽しかったなー。
春咲は、ドラムがすごくかっこよかった。ドラムが場を作って、全体をぐいぐい引っ張っていて、まとめていて。
春咲は好きな曲だけれどライブじゃなくてもいいな、音源でいいな、と思っている曲なんですが、今日のライブはすごくよかった。

 

演奏よかったしセットリストよかったしギターは変わるしで終始テンション高く楽しめたんですが、そのせいで記憶が曖昧です。
以下、大量の場所不明MC。

 

竜「ほんとに話すことない。(客:なに食べたの?)…え?なに食べたか?なんだと思う?(客:カレー!)…なんで知ってるんですか(笑)食べたよね、カレー」
明「食べたね」
竜「なんで知ってるんですか?…え?見てたんですか?どこから?」
明「どうやって?」
竜「俺なかちゃんがカレー食べてるとこ見てないよ」
明「俺実はカレーじゃないもの頼んだの」
竜「カレー屋さんなのに?」
明「カレー屋さんなのに。そしたらカレー屋さんが小鉢みたいなの持ってきて、で、カレー分けてもらって、カレーも堪能しました。……カレーの話なんかどうでもいいんだよ!ライブ中ですよ?ばかやろー!」

正「今日は緑色の日。みどりの日っていう祝日もあるよね。あれってなんだっけ」
客「昭和天皇の誕生日!」
正「ああ、昭和天皇の…。なんでみどりの日って言うんでしょうね?(フロア無言)…勉強しておきまーす(笑)そういえばgreen dayっていうバンドもいますよね。そこそこ好きですけどね」

竜「鍛えぬいた肉体と、スラム街から抜け出した根性と、……濡れマスクで。がんばりまーす」

竜「ではPlastic Tree爆弾刈り上げ、佐藤ケンケン」
健「えっと、(立ち上がる)立ちました!」
フロア「わー!」(大わき)(なんでw)
健「昨日まではマイクなかったんですよ。今日はPAさんの優しさでここにあります」
健「今日は緑ですね!みんな緑に染まってますね!これ、後ろは見えとっと?前はねぇ、照明で緑に照らされとるよ」
健「今日以外の日、月火水来た人、これから先また来る人、いますか?……おー、たくさんおるー」
健「……あ!忘れてきた!(客:なにをー?)さっき追懐公演のDVD貰ったんで、ここに持ってこようと思ったのに、忘れてきた。あれもう発売しとっと?20日?先に貰っちゃいました!おいは今日みます!よかやろー!(自慢げ)よかやろー!(二回言ったw)」
明「俺らみんな貰ったよね」
有「貰った?楽屋にあったやつ?」
明「それ。あれ、サンプルじゃないからね。あれが正規です」
竜「じゃあ、今夜見ましょうか」
明「見るよ」
竜「四人で見ましょうか。一緒に」
明「いや、それはおのおのの家で見ればいいんじゃない」
竜「さびしいこと言わないでよ」
明「いや、おのおの家で見て、明日楽屋で感想を言えばいいんじゃない。あそこよかったね、とか」
竜「おまえあそこ間違えただろ、とか」
明「いい加減にしろ、とかね」
竜「ごめんなさい…」

明「四日来てる人も多いみたいじゃない。ていうことは昨日元気とか言ってたけどほんとはたぶん疲れてるんだよ。むしろ俺らよりだらしないんだ」
竜「そんなことない。俺はこっち(フロア)の味方です」
明「えっ?!俺はこっち(ステージ)だよ!おまえらだらしない!」
竜「ふざけんなーあきらふざけんなー。こっち(フロア)代表です」
明「代表なの?それそっち(フロア)の意見なの?」
竜「総意です。あきらふざけんなー。……でもすき。」
明「代弁なの?」
竜「代弁です。大衆の代弁者」
フロア「あきらー!すきー!」
竜「すきですって」
明「ありがとうございますー」 

 

とてもいいライブでした。四日間のうちでいちばん楽しめた。
緑色の映画館、そのものずばり色としての緑と、それからevergreenを感じさせるライブでした。色としてのエレジー、evergreen側の絶望の丘、そのどちらの意味も内包したMAY DAYと眠れる森、みたいな。MAY DAYは昔の曲だけど今も褪せない、眠れる森はプラの持つ普遍的な音像、的な意味でevergreen。

演奏まとまっていたし、でもちっちゃくまとまってはいなかった。竿隊はかなり遊びもあって。特にギターはギター自体やフレーズの変化が聴いていて楽しく、プレイもすごくかっこよくて、後ろの方にいたのに思い切りはしゃぎました。
ほんとうに楽しかった。

 

明日は青、プラの大本命と言っていい色ですね。一曲目は痛い青かなあ。
裏インク、ギア入ってきた感じですね。明日も楽しみです。

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