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NO MUSIC FIGHTER

ライブレポ90% CDレビュー10%

Plastic Tree|東京キネマ倶楽部一週間公演「裏インク」~月曜日、赤色の映画館~

Plastic Tree ライブレポート

2013/03/11 mon
Plastic Tree 東京キネマ倶楽部一週間公演「裏インク」~月曜日、赤色の映画館~
東京キネマ倶楽部
open 18:00 start 19:00
¥5,300

セットリスト 

真っ赤な糸
インク
くちづけ
ピアノブラック
バンギャル
ライフ・イズ・ビューティフル
きみはカナリヤ
静脈
てふてふ
長き不在
斜陽
ヘイト・レッド、ディップ・イット
メランコリック
シオン

EN1

ロールシャッハ左、右
37℃

EN2

thirteenth friday

ライブ感想

インクツアーファイナルから四日という日程にも関わらず、まさかの初日クオリティ。

 

JR鶯谷駅から徒歩二分、キネマ倶楽部はステージが高くて見やすい会場。
エレベーターで六階まで上がり、物販のあるエリアから階段を下りるとフロア下手。
クロークやロッカー、ドリンクカウンターはすべて上手。コインロッカーは500円。高い。
上手後方で待機。

下手側の一段高くなったちいさなステージからメンバー入場。
いちばん最初、ナカヤマさんが出てきたとき、コールじゃなくて拍手が起こる。
箱がレトロで、なんかそういうのが似合う雰囲気で。
衣装は、中山さんが黒シャツ、他三人はみんなアー写の。

一曲目は真っ赤な糸。
まさか一曲目にやるとは思っていなかったので、びっくりする。
久しぶりだったからか、ちょっと中山さんリズムよれがち。

ギターを持ちかえて、インク。映像が見えづらかった。
ヘッドフォンをかぶって、くちづけ。ヘッドフォンかぶるとき、すわりが悪いのか、右側を何回か動かしてた。
Ch.PのRustyレコーディング風景ではヘッドフォンをカチューシャみたいにして前髪をあげているし、インク大阪もたしかそうだったから、ほんとうは前髪もどかしちゃいたいんだろうなと思うけれど、そうしないのはファンに気を使ってくれているのかな。前髪あがっててもおりてても好きです。
インクもくちづけもとてもかっこいい。特にライブ版くちづけはギターが骨太でかっこよくて大好き。

 

竜「やあ。やあ。やあ。Plastic Treeです。……Plastic Treeです」
竜「今日は裏インク、赤、赤い、赤い色した映画館?(ファン:ちがうー)…赤色の映画館。ちがう、月曜日、赤色の映画館、か」

 

有村さんがタイトル言えないでうーんってなっている間、ずっと、正くんがマイク前で待機していつでも助け舟だせるようにしてた。

 

明「今日はね、みんなが、こう、家で聴いてるみたいな。家で、なんだ、アイフォンとかで聴いてるみたいな感じだから」

 

リラックスして聴いてね、くらいの意味だと思っていたら、次のMCでこの発言の意味がわかりました。

 

中山さんがギター持ってないから次ピアノブラックだな、と思って待っていると、やっぱりピアノブラック。
客席が「フー!」ってなってるし、手をあげるし、くるくる回すし、ブレイクでも「フー!」ってなるし、とても楽しい。
インクツアーの途中で中山さんがヘッドフォンかぶらなくなって、それ以降ノリがどんどん自由になってきた気がする。イントロ手拍子はもう定着したのかな。
フロアの上を眺めて、ミラーボール回してくれたら楽しいなあ、と思う。明日以降回してくれないかな。

有村さんが拡声器を持って、なにやら煽って(拡声器だとなにを言っているか聞き取れない)(でもなに言ってるかわかんなくても楽しい)、あバンギャルど。
中山さん、Aメロでみんなが手拍子してるとこを見てすごいにまにましてる。
終始楽しそう。あの唇の左側だけ吊り上げる笑い方でずっと笑ってる。煽ってくれるし。楽しい。

 

竜「聡明な皆さまはもうおわかりかと思いますが、曲順どおりにやります」
明「あバンギャルど、五曲目ってきついね。もっと後の方がいいんじゃないかなあ」
正「楽しいけどね」

竜「裏インクは、インクツアーのながーい後夜祭みたいな感じ。ゆるーくいきまーす」

 

有村さん、ギターをゆるーく弾く。
中山さん、いつ入るの?いつ入るの?みたいに半笑いで有村さんを見ている。

まったりした雰囲気のまま、有村さんの「ライフ・イズ・ビューティフル」のタイトルコールで、ライフ・イズ・ビューティフル
相変わらずBメロのベースがかっこいい。
中山さんのソロがあやしかった気がする。ライフイズ終わって、ギターを換えるとき、金子さんにすっごい笑顔でなんか言ってた。

きみはカナリヤ。こなれた感じになったなーと思いながら聴く。
さらっと聴けて、まったりできていいな。映像の鳥人間はほんとどうかと思う。笑っちゃうからやめてほしい。

静脈。お気に入りなのでテンションあがる。いつもいつもギターがかっこよすぎる。
ソロ前、上手前方に出てきて、「弾くよー」みたいに手を挙げかけるんだけど挙げきらないままソロ突入。終始にまにましながらソロ。ほんとかっこいい。静脈は一曲通してSAT。ソロ終わって、ドヤ顔しながらぴょんぴょん跳ねて、立ち居地に帰っていく。かわいすぎて死ぬ。

 

竜「……喋るの?」
明「喋るみたいよ」
正「喋ろうか」

 

MCのタイミングじゃなかったのかな?妙な間が空いてから、なんかフロント三人が半笑いのままMCに。

 

正「(低い小さな声で)東京キネマ倶楽部にようこそ。あの、ここでわーって盛り上げちゃうと、次そういう曲じゃないから、これくらいのテンションで。盛り上がってるかー(やっぱり低い小さな声)」
客「わー!」
正「盛り上がってるかー!(普通に)」
客「わー!」
正「赤ってみんなどういうイメージなの?(客:血!)血ですかー。血もそうですね。……うん。……うん。(困る)」
竜「じゃあ、俺の燃え上がる赤い血潮で(なんたらかんたら)(忘れた)」

 

フロア盛り上がって、曲に行くかと思ったら、正くんまだ喋る。

 

正「赤っていったら他には……」
竜「あ、まだ喋りますか?笑」
正「赤、赤は、………(困る)………たすけて~なかちゃ~ん……」
明「困ったときの俺頼みはやめなさいね(笑)これは俺にもどうにもできないよ」
竜「なかちゃんはなんかないの?赤といえば。むかし髪赤かったじゃん」
明「そうね、赤かったね。今日だけ染めてくればよかったね」
客「きゃー!」
明「むりだけどね。今やってるんだよ、今日の話ですよ、アンコールで染めて来いとか、バカなことを。赤とかバカとか髪の毛とか、みんな家でCDきいてるとき思わないでしょ。いいんですよそれはもう」

 

見たかったなー、女優。

どういう流れで入ったか忘れたけれど、てふてふ。
やっぱりてふてふはベースがかっこいいなあ、と珍しく上手から目を離して下手を見ていたら、最後の「くらりくらり」の、ベースとギターと歌だけになるところでベースが走る。ここのギター同期で流してるんだけど、ベースとどんどんずれていってすごく気持ちのわるいことに。中山さんが佐藤さんに向かって、「ずれてるよ、まだだよ」みたいにアイコンタクトしてた。佐藤さんが正しいリズムで入って復旧したけれど、あれはほんと気持ち悪かった……。
てふてふの最後の残響が残っている中、ギターが鳴り出して、長き不在。

長き不在に入る前、インクツアーでもずっと音響系の音を鳴らして、それを切ってイントロ、という流れだったのだけれど、この日の流れが個人的にはいちばんよかったと思う。てふてふでアンサンブルが乱れたのを気にしているのか、中山さん、途中までずっと丁寧に冷静な演奏をしていた。

 

竜「今日は赤色の映画館ということで。赤ってなんでしょうね。……これさっき言いましたっけ(笑)」
客「太陽ー!」
竜「ああ、うん。そんなまっすぐなことを言われてしまうと、もうなにも言えませんね」
正「トマトジュース……?」
竜「トマトジュース……。えー、そんな、トマトジュースな、赤色ブロックいきまーす」

 

斜陽。めっちゃ嬉しかった!イントロ聴いた瞬間にテンションが跳ね上がった。同じように感じた人けっこういたみたいで、イントロで歓声があがる。切りつけるような、乾いた鋭いギター、ぞくぞくする。最後のガーッて盛り上がるところで叩きまくるドラムがかっこいい。

ドラム始まりで、ギターが入って、ヘイト。いつもどおり始めないまま煽る。途中で中山さんが弾かなかったり(「勝手に盛り上がってもいいんですよ」)ありっくまさんが手持ち照明(赤い光)を振り回しながら「まぶしかろうまぶしかろう」と笑っていたり(こわい)。
始まってからは暴れていたのでよくわかりません。
歌詞が行方不明だったことだけは覚えてる。罠は底なしって二回言ってた。

中山さんの「みなさまお待たせいたしました!みなさまお待たせいたしました!」とやけに丁寧な煽りから、メランコリック。
なんかBメロのギターおかしかった気がする。
メランコリックのあと喋ったか喋らなかったか忘れたけれど、そのあとシオン。
シオンは音源よりライブの方が好きだなあ。

どの曲か忘れたけど、中山さんの足元でコードが絡まるかなにかしていたのか、金子さんが途中で出てきて足元しゃがみこんでなにか直してました。上手袖に帰っていく金子さんにギター弾きながらお礼を言う中山さん。

あと、どこか忘れたけど、佐藤さんがプチドラムソロみたいなことしてました。短めの叩いて、ばって手を挙げて、歓声を煽る。楽しかった。しかし、佐藤さん、ソロ苦手なのかな、といつも思う。あんまり踊れる感じ、体が動いちゃう感じのソロではない。

 

アンコール、わりと早めに出てきました。
記憶が混乱していてMCの位置がわからないので、1も2もまとめて書きます。

 

EN1、四人出てきて、座る。有村さんだけ下手の階段を上って、一段上のちいさなステージへ。
階段をのぼる有村さんに中山さんが手を振る。
有村さんがアルペジオで弾き始めて、ロールシャッハ左。
ギター、よかった。きれいな音で、零れるような音で。横須賀よりよかった。
そのまま「トゥットゥットゥルトゥトゥットゥットゥー」と歌って、終わる。でも終わった瞬間、

 

竜「あれっごめん間違えた!(完全に素)」

 

インクツアー地方公演みたいに、左→右とつなげる構成だったのに、左のまま歌いきっちゃった(笑)
有村さんがトゥットゥしている間、楽器隊は「どうしよう……」となっていた模様。
笑いが起こっておさまらない客席にあわあわしている有村さんに、正くんから救いの手。ベースが鳴り出して、中山さんもそれに乗っかってシンセが鳴り出して、有村さんも入って、無事に右を演奏。
ギター、コード弾き始めて、有村さんの歌が入った瞬間に真っ赤な照明がバッて当たる。かっこいい。あれ、本来の流れの中だったらもっとかっこよかったんだと思う。
有村さん、アウトロを弾いている間、拗ねたみたいに足を投げ出していた。笑

 

竜「この流れでこの曲やるのすごくこわいですね」

 

そのまま、37℃。中山さんはシンセ前に座ったまま水色を弾きます。
久しぶりに聴けてよかった。テント③でやったよって聴いて羨ましかった気持ちが成仏しました。
37℃終了後、有村さんがステージから下りてくる。

 

竜「言いわけするとね、すごく緊張するんですよ、ここ。ひとりはこわいですね。バンドでよかった」

 

EN2は13th。13thはいつも「いい曲だなあ、歌の音程さえあっていれば」と思って聴いていた記憶があるので、今日はどうだろうかと戦々恐々としていたのですが、歌、すごくよかった。溶けるような声で、すごくきれいだった。演奏はふつうだった。

 

位置を忘れたけれど、MC。

 

明「(ロールシャッハの間違いをうけて)ぜんぶ間違えてもいいんだよ?俺が絶妙なフォローをいれるから。ぜんぶ。」

 

ひい…なかやままじいけめん…(恍惚)

 

明「七日間もあるんだから、君ら(客)が歌ってもいいと思うんだよね。(左のイントロを弾き始める)こんなんだっけ?俺レコーディング以来弾いてないんだよ。(有村さん、中山さんのフレーズに乗っかろうとして、いきなり間違える)あなたさっきまで弾いてたじゃない(笑)」

竜「笑。(しばらく向かい合って弾く)……なかちゃん歌ってよ」

明「俺?どんなんだっけ。……ひとつ、ふたつ、みっつ~♪」

 

演奏止む(笑)

 

正「増えてるよ!」

明「こんなボーカルじゃだめだ。だめボーカルだ。ぜんぜん歌えない。こんだけいれば誰か書くよ。誰かブログに書く。ぜんぜん歌えてなかったって(笑)」

 

はい、書きました(笑)

あと、フロアがケンケンコールになって佐藤さん喋るかな?っていう流れになったとき、佐藤さん、え?おい?みたいな感じできょとんとして、どうしよう、喋っていいのかな?みたいになって、さらにそのあと、笑顔を振りまいていた。
その様子を見て、わたしの周囲、「かわいい……」「かわいい……」というざわめきが。
そんな佐藤さんを見て、中山さん、「いま滑るのを恐れたでしょ。滑り恐れしたでしょ」と責める。笑

 

 

全体的に緩かったです。雰囲気も演奏も緩い。でもまったりできてよかったかな。
インクファイナルみたいな張り詰めた雰囲気が大好きだけれど、こういうゆるーい雰囲気も、プラならではなので。

どの曲だったか忘れたけれど、たぶん13thだけれど、佐藤さんのスネア三連の連打がかっこよかったなあという記憶があります。
今日は佐藤さんと中山さんのアイコンタクトが多かったかな。
想像していたよりも色にちなんだ曲が少なかったけれど、最近きけなかった斜陽が聴けたし、明日以降も楽しみにしています。
明日はsunsetやらないかな。

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