NO MUSIC FIGHTER

音楽の話と音楽じゃない話をしようよ

クロスバイクで東京―水戸間110km×2をゆるふわロングライドしてきたよ

昨年東京に越してきてから、ライブに自転車で行くことが多くなりました。

以前は限りなく横須賀に近い横浜に住んでいたので、「ライブ(=ほぼ全て東京、近くても横浜中心街)は電車で行くもの」という感覚があったのですが、東京に来てからライブハウスまでの道のりを調べてみると、意外に近くて。電車で数駅の距離は自転車で行くようになり、徐々に十数駅でも自転車で行くようになり、だんだん楽しくなってきてしまい、2017年のPlastic Tree春ツアー「念力発生」の川崎と横浜に自転車で行ったら多摩川を超えたときの気持ちよさがたまらなくって遠出に目覚めてしまい、最終的に「今度の水戸ライブは自転車で行ってみたら楽しいんじゃない?」という気持ちになりました。

ので、往復220kmの道のりをゆるっと走ってきました。

100km超えのロングライドは初めてだったので念入りに準備はしましたが、基本的に「漕げば進むし、進めば着くでしょ」という気楽な姿勢で臨みました。想定外のことも起こらずゆるふわな感じで走れて楽しかったので、記録しておきます。

水戸まで自転車で行った動機

そもそも移動手段として電車より自転車が好きです。
20年ほど通学&通勤で自転車を使っているからだと思うのですが、もともと比較的長い距離を自転車で移動することに抵抗がありませんでした。また、基本的に人の多い環境があまり得意ではないので、知らない人と乗り合わせてドナドナされる電車はそんなに好きじゃなくって。自転車であれば一人で行動できるし、目的地までまっすぐ行けるし、途中でどこかに寄ったりなどの小回りもきくので、横浜に住んでいた頃から片道1時間以内なら電車より自転車を使うことが多い傾向にありました。

で、東京に越して来たら、余裕で1時間以内の距離にライブハウスがあるんですよね。「渋谷近くない?自転車で行けるんじゃない?」→「行けた!近い!」から始まり、「新宿も行けるんじゃない?」「中野も行けるんじゃない?」「新代田とか高円寺とかも余裕だよね?」という感じで徐々に距離が広がり始め、自宅からは1時間以上かかる吉祥寺にまで自転車で行くようになり、少しずつ「電車じゃなくて自転車を選択する距離」が長くなっていきました。それに伴って、徐々に徐々に、「移動手段として使っている」という感じではなく「自転車に乗ること自体が楽しい」という感覚に寄っていったみたいです。最終的には、冒頭で書いた通り川崎&横浜に行ったときの多摩川の気持ちよさにすっかりやられてしまって、完全に「自転車で遠く行くの楽しい!」という感じになってしまいました。

横浜だと往復80kmくらいの道のりなんですが、行く→ライブ見る→そのまま帰るの流れがぜんぜん辛くなかったので、スピードを求めたりしなければ片道100kmはいけるんじゃないかなーと思って地図で100km圏内を眺めてみました。

そしたら、高崎とか甲府とか水戸とかが、だいたいそれくらいの距離だったんですよね。
そう、それらは全て、プラツリの春ツアーでチケットを取っている=ゴールデンウィークで足を運ぶことが確定している都市です。

その時点でもう「よーし今年のGWはライブと抱き合わせの自転車で遠出だ~!」ということが決定していました。思い立ったが吉日だよねー。で、どこにしよっかなと考えると、高崎甲府は日程が連続している+山がキツそう、という感じがしたので、単発ライブかつ前後が休みの日である水戸に行くことにしました。

事前に行った準備

装備の購入

とりあえず、まずは必要な装備を揃えました。

マジで今までは「通勤で乗れればいいや」だったので、メンテナンスは全てサイクルショップ任せ、カスタマイズなんて全くしていない状態。かろうじてあるのが携帯空気入れだけで、ボトルケージもついてない。
ので、ボトルケージやらなんやらを購入しました。ラインナップは下記の通り。

  • ボトルケージ×2
  • スマホホルダー
  • 大容量バッテリー
  • ツールボックス
  • チューブ×2
  • パンク修理キット
  • 輪行バッグ
  • エンド金具
  • チェーンカバー
  • アカバ
  • 鍵(U字ロック)
  • グローブ
  • サドルカバー
ボトルケージ


MINOURA(ミノウラ) ボトルケージ [AB100-4.5] ブラック 

2個つけられるので、シンプルなアルミのものを2個買いました。
ボトル自体はペットボトルでいいやーと思って買わなかった。実際事足りた。

スマホホルダー


【Outfun】防水スマホケース

スマホを地図代わりに使うので購入。スマホ剥き出しのまま固定するだけのやつは少々不安があったので(衝撃で緩んで落ちたりしないのかな?)ケースに入れる式、ついでに防水のモノを。Amazonで1番安いやつを買いました。問題なく使えたので満足。これ便利。
海外の業者なので、注文してから来るまでが1週間くらいだったかな。説明書とかもないけど、問題ないです。

大容量バッテリー


【cheero】Power Plus 3 13400mAh DANBOARD Auto-IC機能搭載 モバイルバッテリー

スマホ用。充電が切れたら詰む可能性があるので、3~4回はフル充電できるやつを選びました。上記スマホホルダーにスマホと一緒に入れていた(ちなみにiPhone5s。パツパツになったので、厚みのある機種だとこの使い方はできないかも)ので、走行中でも充電できて便利だった。

ちなみに完全に見た目で選んでいます。ダンボーかわいい。

ツールボックス

ごく普通のボトルケージに入るやつ。アサヒで安いのを買いました。
メンテ用のマルチツールも買おうかなーと思ったのですが、中身を調べてみたら六角とかドライバーとかペンチとかだったので、自宅にある工具で別にいいやと思って買いませんでした。必要なものをゴムで束ねただけで充分。

チューブ×2

途中でパンクしたら困るので、チューブを買いました。これまで自分で選んで買ったことがなかったので、サイズも理解していなかった……。アサヒの店員さんにいろいろ訊いて教えてもらって、アサヒのロングライド用(ちょっと重いけど丈夫、パンクしづらい)を買いました。
2つともツールボックスに入れようと思ったのですが、サイズ的に1つしか入らなかったのでもう1つはリュックに入れました。結局使わずに済んで一安心。

パンク修理キット

パンクしたらチューブ交換するとは思ったけど、一応。100均で買いました。

輪行バッグ・エンド金具・チェーンカバー・ギアカバ

疲れたり嫌になったりしたら即輪行に切り替えよう!というノー根性な心意気だったので、輪行バッグ&諸々の用品を買いました。これで輪行できるぞ~、わーい。
インターネットの海でいろいろ調べたら「練習した方がいい」と書かれていたので、バッグが届いてから1回練習しました。こういうのは割と得意だから「まーやればできるでしょ」と思いながら練習し、実際「やっぱりやったらできた」という感じでした。部品多くないし簡単。

鍵(U字ロック)


【PALMY】アルミシャックルロック Φ15mm ブラック

盗まれたら詰むので、普段使っているワイヤー錠だけでは心もとなく思いU字ロックを買いました。ワイヤー地球ロックと併用。
見た目がかわいくて好みです。想像していたより重くなかったので持ち運びにも向いてる。日常使いするようになりました。

グローブ



【Kenid】サイクリンググローブ 夏用指切り GEL入り 男女兼用

焼けたらやだ&手が疲れると思ったので。あと5年間ノーメンテナンスのハンドル、べたべたしてきて素手で掴むと不快になってきたので……。見た目が気に入るものが見つからなかったので適当に選びましたが、使い心地よかったです。
本当はロングライド向けのバーテープも巻こうと思っていたのですが、欲しかったものは在庫がなかったみたいで、出発日までに届かないのでグローブだけにしました。先日届いたので今週末あたり巻きます。

サドルカバー


【Kyson】自転車サドルカバー ジェル内蔵 衝撃吸収 滑り止め付 

100km走っても別に大丈夫でしょーと楽観していたわたしが、唯一楽観できなかったのがサドル。おしり痛くなったら絶対走れない……と思い、低反発のサドルカバーを購入しました。
これはほんと買ってよかった。横浜行ったときちょっと辛かったんだけど、今回は最後まで痛くならなかった。値段も手ごろだしオススメ。

新しく買ったものはこれくらいかな。

ルート選定

ルート選びは100%ナビタイム自転車任せにしました。

国道6号をひた走れば済むらしいということがわかったので、左折や右折する場所の名前だけメモ&暗記しておきました。道が簡単だったので、これで特に困ることはありませんでした。
ルート選びに使えるサイトやアプリはいろいろあるみたいなので、次遠出するときは違うのを使ってみようかな。

出発時間の決定

自宅から片道約120kmの道のり、普段の速度から単純計算で6時間をみておきました。

で、トラブってパンクしまくったり迷子になったり再起不能になって輪行に逃げたとしてもなんとかなるように、マージンとして4時間を追加。4時間の根拠は、東京→水戸の公共交通機関による移動時間約2時間+トラブル対処1時間+トラブル現場から最寄り駅までの移動時間1時間、くらいのざっくりとした感じ。

ライブの開場が17:30だったので、そこから単純に10時間マイナスすると7:30に自宅を出れば多少トラブってもライブには間に合うことになります。でも可能なかぎり交通量が少なくて涼しい時間に走りたい+水戸に着いたらお茶したりしたい、と思ったので、日の出前くらいに出発することにしました。

5/5の東京の日出は4:45、だいたい30分前くらいから薄明で明るくなり出すので、出発は4:00過ぎくらいに決定。じゃあ3:30くらいに起きればいいかな、ということになりました。

最終メンテナンス

出発の前日、近くのサイクルショップでうちの子(GIANT Livの安めのアルミのモデルです。ポイントカラーが黄緑なのでキミドリちゃんと呼んでいる)メンテナンスをしてもらいました。
やってもらったのはブレーキの調整+前輪後輪のガタつきの修正。かなり乗りやすくなった!

帰宅してから、チェーンとギアとペダルを洗浄して油をさしました。
事前準備はこれで終わり。あとは当日、走るだけ。

5/5 4:20出発 東京→水戸

「着けばいいや」なゆるふわライドなので、フツーの私服だし、思いっきりリュックを背負っています。リュックには輪行グッズの他に私服とか化粧品とか念力発光器(※プラツリの今ツアーで配布されているペンライト。現地でも配られるけどよく光るように改造したやつを友だちに見せたかった)とかが入ってる。

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これが念力発光器だよー♡ロングライドのお供にぴったりだね!

あと、100kmくらいなら大丈夫って意見がネット上でも散見されたから大丈夫かな~とは思ったけど、ハンガーノックがこわすぎるので念のためにチョコレートと飴も用意しました。

出発前の個人的な決め事は以下3点だけ。

  1. 安全第一
  2. 目的はライブ開場までの水戸到着だけ。速度とかは気にしない。
  3. 「無理だ」と思ったら即諦めて輪行。自分に厳しくしない。

だいぶやる気ない感じですが、ただの趣味なのでゆるしてね。
やる気のないのんびり往路の結果は、↓みたいな感じ。

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ちなみにこれはスマホのサイコンアプリ。無料で使えて便利。有料版もありますが、ガチで自転車に乗っている人じゃなければ無料版の機能だけで事足ります。

出発時刻が4:59になっているのは、日本橋から記録を始めたから。
東京出発っていったらやっぱり日本橋じゃなーい?ということで。

日本橋の近くのコンビニでおにぎりを1個食べて、そこから走り始めました。

道はかなりわかりやすかったので、迷うことなくサクサク進めました。
途中でおなかが空いておにぎりを買って食べたりしているので、走行時間は5時間7分ですが到着までの所要時間は6時間くらい。
一生懸命漕いだわけでもないし、あまり辛さを感じずに進むことができたのですが、最後の方は日が昇り切って暑くて暑くて水戸に到着した瞬間にネカフェに飛び込んでシャワーを浴びました。汗ヤバかった。5月でこれってことは、夏は自転車で遠出とか無理だな……。

行きに思ったを列挙していくと、こんな感じ。

  • 川超えるのやっぱり楽しい。ヤバい。橋最高。
  • ランドマークがなくなると走るのつまんなくなるかな?と心配してたけど、田舎道を突っ走るのも楽しいから問題ない。
  • おにぎり1個じゃおなか空く。もっとガッツリ食べた方がよさそう。
  • 暑い。日が昇ると途端に暑い。5月でこれだから夏は無理。
  • 先人たちが言う通り、リュックはマジで重い。帰りはやめよう。

80kmくらいまでは平気だったのですが、最後の方はリュックをかなり重く感じました。

事前に「初めてのロングライドで注意すべきこと」みたいなWebページを見ていたときも「荷物はできるだけ自分で背負うな、車体に積め、つらいぞ」という忠告がいろんなところに書いてあったので、「つらかったら途中で自宅に送ろう」と思っていました。でもとりあえず1回やってみよう、と。だって、荷物たくさん入れられるようなサドルバッグってめちゃ高いんですよ。リュックで行けるならリュックで行きたい。
でも、試してみたら「やっぱやだ~リュック捨てたい~」と泣き言を言いたくなる程度にはつらかったので、次回以降はリュックはやめようと思いました。肩と腰が痛くなるし、なにより汗がヤバい。リュックと接している部分の汗、すさまじいものがあった。気持ち悪かった……。

道に関しては、下記みたいな感じかな。

  • 千葉に入った途端路面状況が悪くなってちょっと笑った。
  • 牛久沼大橋こわい。帰りは避けよう。
  • 牛久―土浦間、まっすぐだし信号なくて楽しい。でも夜は走りたくない。車もかっ飛ばしててこわい。

水が好きなので沼とか湖とかあるとテンションが上がるのですが、牛久沼はあんまりちゃんと見えませんでした。牛久沼大橋を渡るときに一望できるのかな?と思っていたのですが、かなり背の高い壁があって視界は妨げられていた。そして視界が妨げられている上にカーブしていて車もガンガン走るから、めっちゃ怖い……。帰りは避けようと思いました。あれは危ない。

まあでも、全体的に楽しく走れたかな。
風が気持ちよかったし、風景も楽しめたし。つまらなかったら帰りは電車にしようと思っていたのですが、水戸に着いた時点で帰りも自転車にしよ~と決めました。暑いし重いけど楽しい。

5/6 4:49出発 水戸→東京

さて、復路。

リュックが重くて嫌になったので、ライブ前にリュックを自宅に送りました。とはいえ日焼け止めとかタスキとか道中に必要なものもあるので、それは水戸のアサヒサイクルで小さ目のフロントバッグを買ってそこに入れました。大人だから自分が楽をするためにはバンバンお金を使うのだ。お金や携帯は、ライブなのでもともと小さなポーチを持ってきていますからそちらに入れました。

リュックを送ったあと、ライブで念力発光器(意外とでかい)が配られた+会場で友だちにお菓子をもらったので、それはレターパックライトでやっぱり自宅に送りました。
ちなみにわざわざ持ってきた改造念力発光器、ライブ前に自宅に送ったので使うことも友人に見せることもなく、ただ東京と水戸を無駄に往復しただけでした……。あほかな、、('ω')

f:id:haru1207:20170511201120j:plain改造と未改造ではこれくらい違うんだよ……笑

元々の予定では普通に1泊して水戸でランチをしてから帰るつもりだったのですが、行きの後半かなり暑くてヤダヤダーという状態になっていたので、仮眠だけして早朝に出発することに。とはいえ自分の限界がよくわかっていない初めてのロングライドで、疲労が溜まっている状態で走るのはこわいので、茨城県庁の南の方にある「御老公の湯」っていうスーパー銭湯でまったり入浴+4時間睡眠してから出ることにしました。

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普通のスーパー銭湯なんですけど、名前が水戸感あっていいよね(笑)

いろんな種類の大きなお風呂に入って、あーとかうーとか言いながら全身を伸ばしてくつろぎまくりました。気持ちよかった~。個人的には、ちょっと低めの温度でしゅわしゅわした感じの炭酸風呂が気に入りました。あれ永遠に浸かっていられる……。自宅のお風呂は狭い、というかユニットバスなので、たまには大きなお風呂に行くのもいいなーと思いました。自転車で銭湯巡りとかしようかな。

休憩エリアみたいなところで寝床を確保して、足を高くして23時過ぎに睡眠。
イヤホン+アラームで3時に起床して、身支度を整えて3:45くらいに御老公の湯を出ました。

そこから軽く南下して、まずはすき家で朝ごはん。
行きの教訓から「ガッツリ食べよう!」ということで、ネギ玉牛丼中盛のサラダセットを食べました。朝からモリモリ食べる方なので全然苦じゃない。おいしい。

食べ終わったら空が白み始めていて、ちょうどいい感じ。
駐車場に停めていた自転車に乗って出ようとしたら、車の周りで一服していた地元の若い兄ちゃんに「気を付けてくださいねー」と気遣ってもらえて嬉しかったです。ありがとう兄ちゃん。

また軽く南下して、一番近いコンビニだったミニストップレッドブルを購入、翼を授かります。これで準備はOK。
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このミニストップから計測を開始して、一路東京へ。
帰りの結果はこんな感じ。

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行きより距離が短いのは、出発地点が水戸駅より東京寄りだったから。

平均速度が行きよりちょい落ちていますが、人が出歩く時間帯に東京を走ったからっていうのが一番大きな原因かな。東京に入るまでは平均24km/hくらいでしたが、東京入ったら15km/hくらいまで減速しました。これは仕方ないかなー。体感としては、帰りの方が行きよりスムーズかつ快適に走れました。

帰りに思ったことはこんな感じかな。

  • 国道6号、茨城側ほんと信号ない。ちょー気持ちよくかっ飛ばせて楽しい。
  • 牛久沼大橋はやっぱりこわい……迂回しました。
  • 明るくなってからもテールランプを点けっぱなしにしてみたら、車が気を遣って比較的離れて走ってくれてありがたかった。ありがとう~。こちらもできるだけ邪魔にならないように走るね。
  • 東京に入った途端によくなる路面状況
  • 東京に入った途端信号の嵐&大量の歩行者で速度ちょー落ちる。やむを得ない
  • やっぱり川を渡るの気持ちいい~!んだけど、さすがに都内に入ってからは疲れが出てきて、橋に至る坂が地獄の門に見えた……( ◠‿◠ )

リュックを投げ捨てた身軽さというプラスのポイントと、昨日分の疲労が蓄積しているというマイナスのポイントが、それぞれ相殺し合ってパフォーマンスはそこまで変わらない感じでした。
とはいえ最後の方は結構疲れていて、墨田川を渡る前のちょっとした坂で「もお~!」となっていました。わたしは坂は嫌いかな……「わたし、死んでる!」みたいになってた。目的地を甲府にしなくてよかった。笑

それにしても、東京はきれいな都市だね。普段あまり行かない浅草エリアを走るの、街並みが美しくてとても楽しかった。スカイツリーもきれいに見えたしね。

楽しく走って、9:42に日本橋着。

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ここからまたルンルン走って帰宅しました。

日本橋からうちまでが15kmくらいなので、だいたい240kmくらい走ったことになるのかな?自宅に着いてからは、全力でシャワーを浴びて足を軽くマッサージした後、泥のように眠りました。走っているうちは興奮してるからか全然感じなかったんだけど、止まってみると眠くて眠くて。かなり気持ちいいお昼寝でした。

ちなみにこの翌日は、「無目的に無闇に歩く会(会員2名)」を結成している友人と一緒に等々力渓谷多摩川沿いを10kmくらい散歩しましたが、足が疲れてつらい~ということもなくわりと普通でした。
スピードを追及したら全然違うと思うんだけど、無理なく走る感じだったら長距離を走ってもそこまで疲労は残らないのかも。自転車ってえらいね、力の伝達の効率がいいね。あとはお風呂がよかったのかな?ありがとう御老公の湯~。

走り終わって思ったこと

漕げば進むし、進めば着くね!

走る前の極めて楽観的な考えは特に間違っていなかったなーと思いました。笑
漕げば進むし進めば着くよ。自転車楽しいね。

真面目にロングライドしている人たちのブログとかを読むと、200kmあたりになると補給とかも計画立ててやんなくちゃいけないみたいだけど、100kmくらいならちゃんとごはん食べとけば普通に走れるなと思いました。持って行ったチョコや飴は結局食べませんでした。
季節的にもちょうどよかったしね。暑いのが嫌いなので日中は「ヤダー」てなりましたが、日が昇り切るまでは快適だったし、行きは500mlペットボトル2本、帰りは600mlペットボトル1本しか消費しませんでした。

楽しかったので、また今度どこかに行きたいなー。でも夏はイヤかな。涼しくなったら、また遠出してみようと思います。福島に友だちがいるので、福島まで走ってもいいなー。

ガチなのは本気で無理ですが、いつか初級キャノンボール(東京―名古屋を24時間で走り切るってやつ。初級じゃないガチなのは東京―大阪)をやってみたいなーという気持ちがあるので、少しずつ距離を伸ばしてみたいなー。今回はかなりテキトーに走っているので、徐々にちゃんと計画も立てられるようにならないとね。あと、坂が苦手すぎるので、坂はちょっと練習しようかなと思いました……。ひとまず東京の西の方に行ってみようかな。

今のところロードを買う気はないので*1、クロスでどこまでできるのかなーとゆるゆると試してみたいです。楽しかった!

今週のお題ゴールデンウィーク2017」

*1:あのピッタリとした服を着るの嫌なの……ゆるーくやりたいからクロスがいいのだ。笑 あと部屋が狭くて室内に置いてやれないので、高額なロードバイクを購入するのは躊躇われます。乗ってみたいなーとは思うんだけどね。